【譲れないラインはなにか?】橋本徹著「交渉力」
ちょっす!セブンイレブンで店長させてもらってる(2020年8月現在)キクタです。
今回は橋本徹さんの本「交渉力」というのを読んでみました。
感想とか、思ったことを書き記しとこうと思います。
ちなみに、橋本徹さんとは?
橋下 徹は、日本の弁護士、政治評論家、タレント、元政治家。大阪維新の会法律顧問。東京都渋谷区生まれ。大阪市育ち。豊中市在住。 大阪府知事、大阪市長、総務省顧問、大阪維新の会代表、日本維新の会代表、同共同代表、維新の党共同代表、おおさか維新の会代表、同法律政策顧問などを歴任した。
ウィキペディア 引用
維新の会で活躍したり、政治系の番組に出てきたりしてる人です。テレビ番組やアベマTVなどで1度位はみたこともあるのではないでしょうか?
特段この方に興味があるわけではないのですが、暇だったので本屋に立ち寄った際に、目に入ったので立ち読みしていたのですが、読み終わりそうになかったので購入に至りました。
交渉などというと、私達のような1民間人にはあまり関係なさそうに感じますよね。
ただ、よく考えると職場や自分が積極的に行っている活動などの場面で交渉が必要なタイミングというのはわりとあるのではないでしょうか?
自分の意見を飲んでもらいたい機会というのは、職場や人間関係ではあるあるだと思います。
自分の場合は店長という立場上、従業員やオーナー、お客様と話す際にこの「交渉」の話がちょっぴり役に立つかもしれないと思いました。
そんな感じで今回は、読んで思ったことを書いてみようと思います。
なんのための本なのか?
「交渉力」というタイトルから、交渉を成立させるためのあの手この手のノウハウ本的な感じかと思いきやそうではなかったです。
より多くを交渉のために勝ち取る本というよりは、自分の絶対に譲れないところを死守して交渉を成立させるという感じです。
そしてどうすれば「自分の絶対に譲れないところを死守して交渉を成立させる」ことができるのかを、橋本さんの実体験を通して語ってくれています。
「きれいごとだけでは駄目だ」といっているページも多く、「こうあるべき」だが相手がその「こうあるべき」の状態とは限らないため、その場合はどうすすめるのか?など書いています。
目には目をみたいなパターンもあり、実経験を通した話はやはり地に足がついていそうと思わせてくれる躍動感があります。
交渉の前提
交渉というと、勝ち負けが存在するとイメージする人が多いと思います。
より多く意見を通せた方は勝ち。
そうでない方は負け。
交渉する以上このような関係は仕方ないと思います。
ただ、それは交渉の席の話であり、必ず相手には礼儀を持って取り組みましょうといっています。「握手のできる関係」と表現されていました。
相手との関係が未来永劫存在しないなら良いが、色々な形でつながってしまうことがあり得るということみたいですが、30代の橋本さんはクライアントの利益のためにブイブイいっていたらしいですよ(笑)
今はそう感じるとのことなので、実体験でそう思うんだろうなと思わされました。
交渉とは?
交渉とは話をまとめる力であり、これは自分との戦いでもある。
自分が達成したい目標はなんなのか?
そして、その交渉の中で自分が1番譲れないものは何なのか?
これを見つけ出し、他を譲歩していく。お互いにこれをすることで交渉は成立する。
自分の譲れないラインと相手の譲れないラインをハッキリさせる。
その上でお互いに譲って良い部分を譲歩していく。
お互いのバランスが取れれば交渉は成立する。
もちろん、自分と相手の力関係はイコールでないことが多い。
その場合は、弱い方は譲歩する数や質を増やしてバランスを取らないと行けない。
そして要求しすぎると、交渉そのものがオジャンになり、自分にとって少しでも利になるものが0になってしまうことがある。
こういった相手との駆け引きがある。
その中でお互いの信頼関係や、力関係、譲れな部分などを把握し持ち札を切っていく。
自分の要望や状態をまとめる力が必要なのはもちろん、相手と話す中での持ち札による駆け引きも必要。これこそが交渉であると感じた。
交渉上手
交渉の名手としてアメリカ大統領のトランプさんだったり、引き際や弱者のあり方として優秀な北朝鮮の金正恩さんなどの話も出てくる。後半はそんな話ばかりだ(笑)
言動や結果を見る限り、優秀ではないかという橋本さんの考えは、世論では聞かないような考え方でそんな見方もあるのかと感じました。
これは日常で使えそうか?
なんか政治の話が中心で、この話が日常(職場や人間関係)で生きるかなぁ?
とここまで書いていて感じましたが、交渉を「話をまとめる力」と置き換えるとぐっと日常に感じてきますね。
「交渉」なんていう表現をするとなんとも高尚に感じてしまいますね(笑)
自分の譲れない事に加え、相手の譲れないところを把握し、それ以外を譲歩していく…。
家族での役割分担や、付き合い続ける友達の選び方、働き方など日常でもこの考え方は活かせそうと感じました。
それと交渉そのものではないですが、この本を読む中で橋本さんが周りから何かを吸収しようとする姿勢や、周りが反対する中どういうことを考えていたか(考えるべきか)といったことを知れました。橋本マインドも少し学べた気がします。
私は政治に関しては全然詳しくないのですが、そういった話に興味がある人はめっちゃ楽しく読めるのかも知れません。橋本好き、政治、議論好きの方はぜひご一読を!
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キクタとは?
某の名はキクタ。
コンビニ店長として大分県大分市日岡3丁目店のセブンイレブンにて活動中!略してコンカツ!
経歴としては
✕競艇選手→✕バンド(ドラム)→✕作曲→〇店長
といった具合で挑戦したいことに素直に挑戦しながら生きて来ました!いやー人生ちょー楽しんでます。
普段は偶像活動!の「星宮いちご」ちゃんを崇拝しています。フフッヒ!
好きな芸能人はフレディ・マーキュリー
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