メンタルは訓練可能。また、必要以上にすり減らす必要もない。
【鋼のメンタル】心を強く保つためには自分と向き合う必要がある
キクタです。こんにちは。
今回は「鋼のメンタル」という本を読んで感じたことがあったのでそれを書いていこうと思います。
鋼のメンタルなどと聞くと、何を言われてもひるまない屈強な心や、パワフルタフネスな精神のようなイメージを抱いてしまいますよね。
しかしながら、この本の内容は意外にもそういった内容ではなく、どちらかというと「現代の処世術」というような感じでした。
特に、「人の目を必要以上に恐れている人が多い」というのは著者と同意見です。
SNS疲れや、人間関係の疲労が多い現代人ですが、鋼のメンタルを身に着けると生きやすくなりますよということです。
鋼のメンタルを作っていくうえで大事と思ったものを書き出していこうと思いますので、メンタルを鍛えたい人は是非読んでみて下さい。
挫折しろ
挫折はすべき。
どんどん挫折を味わっていきましょう!
「は?」といわれそうですが、そもそも挫折とは何でしょう?
適当にやっていることや、どうでもいいことで挫折したなんて経験はあなたはありますか?
特にないでしょう。だって真剣に取り組んでいたり、自分が得意と思っていたことに取り組んでいてこそ挫折を味わうからです。
つまり挫折しろというのは、積極的にチャレンジしろ、真剣に取り組めということなのです。
その中で、自分より上手なプレーヤーや、難問を創意工夫や努力、勉強で克服することが自分の自信や糧となり血肉になるのです。
挫折を多く味わうことで、問題にも動じにくく、冷静な判断ができるでしょう。つまり「鋼のメンタル」が付いていくといえるでしょう。
そこでやれ
今いる環境で成せ。
田舎の人が、「俺も東京に行けば何かできるのに」とか、
大してお金を持っていない人が、「おれも資本があれば起業して成功できるのに」とか言っちゃてるわけです。
じゃあ、今すぐ東京に行ける状態になりました、必要な資本が得られましたと仮定してどうでしょう?
成せますか?
東京に行けるようになった瞬間、自分の能力が飛躍的に向上するのでしょうか?
資本が得られた瞬間、お金が増える可能性が非常に高いアイデアや起業案件が生まれるのでしょうか?
そんなことないよね、自分の学んできたことや、身の丈程度しか情報は持っていないのだから。
東京に行っても足を使って営業したり、仲間探したりするわけですよ。
資本があれば、その資本でできうるビジネスから始めるわけですよ。
つまり、場所でなく、金でなく今ここで何をするかということです。
某も音楽をしに田舎大分県から大阪に移住して音楽活動を試みたわけですが、今の時代ネット(場所)があり、資本といっても超低予算or無料(youtubeやSNS、ブログ、ネットショップなど)でできることも多いわけですよ。
あとは、情報収集や今の自分のレベルorちょっと背伸びしたレベルで挑戦できることを探して「自分なりの見込みや、信念をもってトライしていく」ことですね。
※得られる情報やリアルな対人関係などは田舎より、都心やにぎわってる街の方が多いのは事実でしょうが、地方など田舎にも同様に様々な課題や問題がありチャンスもたくさんあります
環境を変えることで何かを達成できる(自分が劇的に変わる)と思っている人は実際はそれをやるつもりがない人であり、愚痴や不満が多く、自分は何も変わろうとしない怠惰in怠惰な人なわけです。
こういった人は自分の短所や思い通りにいかないところをつつかれるとすぐ感情的になりますよね。加えて視野も狭いので不満がとても多いです。まことに悲しきことなり。メンタル弱ですね。
そう、つまり、鋼のメンタルを作るには「言い訳をしない」「自分を信じる」「トライ&エラー」ということですね。
心の成長は遅い
自己啓発ってジャンルがあるのはご存知でしょうか?
自己啓発とは不思議なもので、読んだ(聴いた)後には完全に自分は変わった(変われた)と感じる人も多いはず。
他者の成功体験や、人生哲学など自分がなしたわけではないですが何かを成したような気分になっちゃいますよね。
もちろん自己啓発によって自分を変えようと行動することは何もしない人より良い行いだとは思いますが、身になっていなければ仕方ないのも事実ですよね。
ところで筋トレってご存知ですか?
筋トレはすぐに結果が出ません。幾日と時間を継続をすることで徐々に変化が出てきます、心もそうなのです。
とある自己啓発の本を100としましょう。
その中で自分が読んで60感じ取ったとしましょう。
さらにその中で実生活に生かせる部分や、いつまでも心に引っかかるようなものが5あったとしましょう。
そう、自身の実際の心の成長に関与してくれたのはこの5だけなのです。60は気持ちや何かを成したような気持ちを与えてくれただけでなんでもないのです。
ただし、筋トレ同様でそもそも鍛えなければ鍛わりません。
鋼のメンタルを作るには「心の成長は遅いと理解し、継続的に取り組んでいく必要がある」のです。
最後に
鋼のメンタルを読んで感じたことを好き放題書いてみましたがどうでしょう?
共感できるところはありましたか?
某は「競艇選手」や「バンドで食っていく」事を夢見ていた時期がありました。どちらも挫折したわけですが、その頃の教訓としては「自分と向き合う」ということでした。
本当にやりたいのかそれ?
もう飽きてるけど惰性でやっていないか?
自分はどんな風に生きたくて、どんな風な人間になりたいか?
学校で教えてくれないし、家族も誰も教えてくれないようなことです。
恐らく世間体や、体裁、見栄えで生きてる人が多いのでそんなものだと思いますが、自分が1個人ということを認識して誰かの敷いたレールを走るのではなく、自分でレールを敷く必要があるということです。
そして自分と向き合い、自分の信念を持った人はよそからの意見によって簡単にブレることはなく、結果鋼のメンタルに結びつくのだと思います。
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「ベーシックインカム環境下での生活を実践してみる生活」
某の名はキクタと申す。
月7万円以内でどの程度の生活ができるのか実験中です。
大分県大分市という田舎でまったり生きています。
今後はセブンイレブン店長の予定。
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