ベーシックインカムとインフレ

ベーシックインカムはインフレを引き起こすのか?

ベーシックインカムという非常に興味深い政策がこの世にはあります。
なんと国が国民にお金を配るというものだ。金額ややる理由は提唱者ごとに異なるが未来が楽しみに思える非常に興味深い政策ですね。

7万円くらいじゃないかという声も多いですが、あなたは7万円あったら何をしたいですか?仕事を辞める人もいれば減らす人、趣味や興味に没頭する人、出来上がるものの質も高くなり非常に楽しい未来が訪れそうですね。

一方働くひとが減るという声もありますが、機械ができる仕事はどんどん機械にやらせ、自身のスキルや活かせるものをどんどん伸ばすほうが良いと考えます。結果サービスの質の向上や新しい仕事などにつながると思います。
もちろん農業や福祉など生活に絶対必要な仕事もありますが、給料が高くなったり、社会に関心を持つことでそこの分野の環境をもっと良くしたいなど人々は素晴らしい方向に進むと思います。なにより数万配られても仕事はみんな続けそうな気はしますがね(笑)

と、いきなり話がそれていますが今回は「ベーシックインカムとインフレ」のお話です。
それでは見ていきましょう。

 

インフレとは

インフレには2種類あります。
良いインフレと言われものと、悪いインフレと言われるものがあります。両者の違いを確認してみましょう。

ディマンドプルインフレとコストプッシュインフレ

ディマンドプルインフレ

良いインフレ。

モノが売れて生産が追いつかなくなるインフレです。
欲しい人がたくさんいるのですが、作る側の生産が追いつかないという状態です。

モノの価格が上がってしまうせいで、お金の価値が下がってしまいます。

 

コストプッシュインフレ

悪いインフレ。
スタグフレーションとも言われます。

何かの理由で生産力が低下し、モノの生産が追いつかない状態です。

1920年頃のドイツや、第二次世界大戦後の日本がこの状態でした。
ドイツを例に出すなら、フランスに敗戦したことで多額の賠償金負いました。さらに様々な生産施設が破壊され、領土を占領されたなどことから十分な生産とお金の流通ができなくなりこのコストップッシュインフレになりました。



高度経済成長期の日本

そんな2種類あるインフレですが、ベーシックインカムでお金を配るとどうなるでしょうか?
ではその前にベーシックインカムでお金の流通量が増えるとどのようなことが起きるのかを「高度経済成長期の日本」を参考に見てみましょう。

 

高度経済成長期の生産能力の向上

高度経済成長は公共の投資、インフラ整備、企業への設備投資や工場を作ることで成長しました。

これに社会全体に財(資源)が増えました。つまり社会がより豊かになり働く人への賃金も増えていきました。

 

お金の量が増えた

そして高度経済成長期は財(資源)が増えたことで、その財と交換するという経済活動が活発になりました。

つまり、生産能力が拡大したことにより多くの財が生まれ、その交換によりお金が必要になったわけです。結果、全体のお金が増えたということですね。

 

循環するお金が増える(利用可能な資源の増加)

経済成長

GDP(経済活動の大きさを図る指標)が伸びる

お金が発行される

 

この流れがあれば、企業の売上は増えます。つまり労働者の賃金も増えていたというわけです。

※しかし、これらは高度経済成長期の日本であり、今後はテクノロジーによる生産性の向上が大いに予想されます。それは失業や賃金が下がる可能性が高いということです。もしこういったことが起きれば貧富の差が今より更に拡大することになりますので、国による再分配、すなわち資産家への課税などの対策が必要あるのではと考えられます。



ベーシックインカムでインフレはどうなる?

ここまでの話でお金の流通量が増えると賃金が増える(再分配される)というのがわかったと思います。

では消費はどうでしょう?
ベーシックインカムで所得が増えればお金を使う人は増えると考えられます。お金を使う人が増えるというのはインフレの傾向に向かうことは間違いないでしょう。

ベーシックインカムの給付額次第な部分はありますが、「インフレターゲット論」というのがあります。これは中央銀行が2〜3%の緩やかなインフレ目標を達成するための金融政策を行うというものです。
インフレが過度にならないように調整するもので、目標値に達するとお金の量を減らすといったものです。
これを使えば行き過ぎたインフレへの防止になります。

ここまで消費が前提になっていますが、日本人は貯金が大好きなのでお金を貯蓄する可能性があります。こうなると流動的なお金が減ってしまい経済は縮小傾向に進んでしまいますので貯蓄には課税を考える必要があるかもしれません。

これらのようにベーシックインカムでお金を配るとインフレの方向へ進むのではないかと考えられます。そして生産力の向上と機械化が進んだ今こそベーシックインカムの出番なのかもしれません。

 

終わりに

ベーシックインカムを取り入れお金を配ったり、国民の所得が増えればインフレ気味に進むと思います。あとはインフレターゲット論などで行き過ぎを抑えたり、貯蓄ではなく、必要なものに(自己投資など)お金を使うリテラシーと言ったことが必要ですね。

国も国民も企業もそれぞれどうしたら全体がよく機能するのかを考えていく必要があるかもしれませんね。

 

動画はこちら

 

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ニコニコ動画でコミュニティを作ってますので良ければそちらも
「ベーシックインカム環境下での生活を実践してみる生活」

SBI(セルフベーシックインカム)活動記

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大分県大分市という田舎でまったり生きています。
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