ご依頼ありがとうございます。キクタです。
今回の話は「生活を立て直したい」という内容です。
※相談者はKさん(26歳)男性一人暮らし
生活を立て直すにしても様々な状況がありますが、今回は生活の見直しをし、今の環境を一新する必要がある人の話です。
※借金あり(少額=100万程度)
私が実際に行った内容や、話した内容は可能な限りこの記事で書こうと思います。
「自分を変えたい」
「少額の借金を返済しながら生きている」
「生活環境が悪化する前に良い状態を保ちたい」
という方は是非最後までご覧ください。
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【少額の借金あり】生活の見直しと返済しながらの生活環境
ここから書いていく話の中で先に触れておきたいマインド面での話があるのですが、今の生活や、あり方に困窮しているほど目の前のことにしか目を向けられません。
余裕がないとそれ以上には手を出せないということですね。
ちなみにお金がない状態での100万円の借金は個人的に少額とは思いませんが、返済の見込みがある程度たてられるということで少額と言っています。
お金の流れを把握する
最初に私がしたのはお金の流れの確認です。
そもそも自分がなににお金を使っているかを自覚していなければ、不要なサービスにお金を流しているということになります。
単発ならまだしも、月額課金というのは見直しの機会がなければ永遠にお金をとられてしまうのでたちが悪いです。
せっかくなので自分のキャッシュフローを一度確認するのをお勧めします。
※やり方は次の内容を確認。
現状の自分のお金の流れを知る
それでは実際にお金の流れを見える化していきましょう。
ノートでもグーグルの表計算ソフト(以後スプレットシート)でもなんでも良いのでメモを取れるようにしましょう。
大体万人に共通なのは以下だと思うので埋めてみて下さい。
固定費(1か月あたり)
※なるべく詳しく書く
- 家賃 40500円
- ガス 6000円
- 水道 2000円
- 電気 7000円
- スマホ 11000円
- 光回線 7000円
固定費合計73041円
ここで見直せるのは家賃とスマホ代金
人によっては支払いのあるもの
クレジットの支払い履歴、払込票を確認するとスムーズです
- 車(ローン) 17000円
- 車保険 7000円
- ガソリン 10000円
- 食費 50000円
- パソコン分割代金 7000円
- たばこ 20000円
- スマホ修繕費 10000円(37960円で完遂)
スマートパス 548円(オプションサービス)auアップル保障 580円(オプションサービス)
ここでの合計は121000円
※ーは後日解約したサービス。合計には含まれていません。
分割で支払っているのものは継続、見直し。
食費、たばこ、オプションサービスの見直し。
見直すべきところはたくさんありますね。
不定期な支払い
- 車税5月ごろ 12000?
- 住民税 給料から天引
- 保険 給料から天引
- 年金 給料から天引
ここでの見直しはなし。各種保険や、年額サービスに入っている方はそれを見直そう。
今回はないですが、保険等加入している人はここが急に必要になるので注意!!
改善できる要素を考える
生活を安くするためには、自身の加入しているサービスを把握することが大切です。
順番は以下のようです
- 不要なサービスの解約
- 固定費の見直し
- 自分の状態に合わせた節約テクニック
1つづつ見ていきましょう。
不要なサービスの解約
では現状のサービスで不要なモノは削ってみましょう。
今回では以下のモノが該当しました。
- スマートパス 548円(オプションサービス)
- auアップル保障 580円(オプションサービス)
今回の方は3大キャリアのauを使っていましたが、楽天が通信料1年無料のサービスがあり、それに変更することでauを解約しました。
※実はこの記事を書く前に、事前にニコニコ動画やアプリ課金などがあったのですがそれは、その場ですぐ解約してもらいました。その効果は約25000円でした。
不要なサービスを解約せずに放置しまくっているとこうなります(;’∀’)
固定費の見直し
では次に固定費を見てみましょう。
今回の方は以下のようです。
- 家賃 40500円
- ガス 6000円
- 水道 2000円
- 電気 7000円
- スマホ 11000円
- 光回線 7000円
固定費合計73041円
今回の見直しでは「家賃」と「スマホ」「光回線」を見直しました。
まず、家賃が4万と良い物件に住んでいますね。引っ越しが可能ならここを安くすることで今後長い目で見てもかなり安くなるため引っ越しを決意してもらいました。
そしてスマホ代。機種代金の残りは払い終えるしかありませんが、今回楽天モバイルにすることで1年間は無料で行けます。
最後に光回線。
たまたまではあるのですが、インターネット無料物件のためこれも省くことが出来ました。
まとめると
- 家賃 20000円
- ガス 6000円
- 水道 2000円
- 電気 7000円
- スマホ 0円
- 光回線 0円
固定費合計35000円
と38041円も安くなりました。
固定費の削減の良いところは最初に労力がかかりますが、一度やると長い目で見て圧倒的に安くなるところです。楽天モバイルの無料がなくなる(契約から1年間)まででも毎月38041円、1年で約46万円、お安くなったということになります。
生活基盤を整えるために、お金の使い方を考える
ここまでの取り組みで、いくら固定費のお金が浮いてもそのお金を趣味や娯楽に好き放題投じてはいけません。無理のし過ぎも精神衛生上良くないですが、ただ返すべきお金がある以上返しながら使える分は使っても良いとしなければなりません。
今回のKさんは幸い仕事はあります。ただ残業の削減傾向にありますが、働く場所が確保できているというのは給料があるということなので借金返済の目処が立てやすいです。
さて、では生活の中で出費を安く抑える方法についてです。色々ありますが、ざっと書き出して行こうと思います。
- 自炊(準備片付けを考えなければ一番安い+栄養をとりやすい)
- 水分を極力買わない(自宅の水道水を持っていくか、現場の水を飲みましょう)
- 規則正しい生活をする(病気を予防し、出費を減らす)
- 部屋の整理をする(自身の持っているものを断捨離しつつ、把握することで持っているものの重複買いを防ぐ)
- 金のかからない趣味の再確認or見つける(すでに持っているもので楽しめるものや、お金のかかりにくい趣味を見つけることで安く物事を楽しむ)
- 家計簿アプリを使い、毎日or毎週レシートを集計する(自身の比重の高いお金の使い方を把握することで、改善するべきを探す。加えて、自身の使っているお金を数字として自覚できると自制心も働きやすくなる)
パッと思いつくのはこんなものでしょうか。
ここまでの話で、無駄な固定費の削減がありました。削減はやれば効果がすぐ出てとてもわかり易いです。これに関しては私も大いに手伝うことができます。
ただ、この出費を安く抑える行動は私でコントロールができず、本人がやるかどうかが重要なところです。
今回はKさんに以下の4つを試してもらいました。
※下記4つ以外はおいおい実施し、勧めていく予定です
- 水分を極力買わない(自宅の水道水を持っていくか、現場の水を飲みましょう)
- 部屋の整理をする(自身の持っているものを断捨離しつつ、把握することで持っているものの重複買いを防ぐ)
- 金のかからない趣味の再確認or見つける(すでに持っているもので楽しめるものや、お金のかかりにくい趣味を見つけることで安く物事を楽しむ)
- 家計簿アプリを使い、毎日or毎週レシートを集計する(自身の比重の高いお金の使い方を把握することで、改善するべきを探す。加えて、自身の使っているお金を数字として自覚できると自制心も働きやすくなる)
水分を極力買わない
これは自動販売機や、コンビニでのドリンクの購入をやめようというものです。
Kさんは1日でドリンクを買う機会が多い方でした。なので職場のウォーターサーバーや、自宅で作った麦茶を水筒に入れて持って行くようにしてもらいました。
1日400円ドリンクに使っていたとして、25日出勤で10000円。
これが1日100円に減れば25日で2500円。
10000ー2500=7500円の出費を抑えることが出います。
本当にちょっとしたことですが、100万円を返しきるにはこうしたちょっとしたの積み重ねです。頑張って続けていきましょう。
部屋の整理をする
Kさんの場合同じものが必要以上にあったり、どこにおいているのかがわからず、結局外で買う必要があるパターンがありました。
部屋の整理を自分でして、自分で置き場を決めることで、使いたいものを持っているか一度確認をする習慣をつければ持っているものを誤って買い足すことはなくなります。
例えばですが、「マスク」や「熱とりシート」「アイマスク」などです。いずれも消耗品ではあるのでいくらあっても困らないのは確かです。
ただ、必要以上に持つというのは置く場所が必要になるのと、自身管理しておくコストが上がります。
必要なものは必要な範囲に留めましょう。
金のかからない趣味の再確認or見つける
Kさんはプラモやホビーが好きでしたので、単純にそれをある程度残しました。まだ新品もあり今後も時間のあるときはそれらで遊ぶよう伝えました。
またPC内にゲームがあったりと環境は素晴らしくしばらく買い足す必要はなさそうです。ただ、世の中常に新しいものが出てきます。購買意欲をくすぐってきますよね。
情報を意図的に立ったり、気になったときに違うゲームなどに話題をズラスのはありです。それと、他人に合わせようとすると欲しい物が増えますので、我が道を極めるんだと今やっているもののクオリティや技術をあげるようにするとお金がかかりにくいかもしれません。
家計簿アプリを使い、毎日or毎週レシートを集計する
今回一番大きいのはこれです。
レシートの集計を「ライン家計簿」というアプリを使いやってもらっています。
*私もやっています
レシートの集計を取ることで1日のお金の使い方が振り返れます。
「今日は昨日より食費が高いな」
「水筒忘れるとこんなにドリンクにお金使っちゃうのか」
「今月娯楽、趣味に全くお金使ってないんだな!」
といった感じです。
レシートを写真で撮る必要があるのですが、内容に関しては嫌でもその際に見ることになります。これにより、本人がお金に対して自覚ができます。
やはり変わる気がない人に色々させるのは本人も続かず、私もいうだけ無駄と感じます。ただ、レシート集計を通して「これが悪いんじゃないか?」と当人が意識を持つ用になってくれれば最初は手伝いが必要ですが、だんだん一人で出費を抑える方法を見つけるようになっていきます。いらないものを買ってしまうことも減って来ているように思えます。
具体的な手法より、この家計簿から始めるのが「自覚」という意味では一番重要かもしれません。
おわり
今回Kさんの借金返済について色々お手伝いさせていただいておりますが、完済したら本人にインタビューしてみたいと思います。
生活環境が変えようと思った時から徐々に変わっていき、きついこともあったと思います。特に習慣になってないことをやり続けるというのはパワーが必要です。
借金に限らずですが、生活をより良くするのが私の役割と感じています。故に自信を「日常好転サジェスター」と名乗っております。
私自身月10万あれば快適に生活できる環境を構築しました。節約によるお金の防御力は高いほうだと思います。知りたいことがあれば気軽にご連絡ください。
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